ワーホリ in AUS ファクトリーjob３件 経験談紹介！

オーストラリアでのワーホリ２ndビザも取得し、２年間で３件のミートファクトリーjobを経験しました。

旅行のために稼ぎたい方、２ndビザ取得目的の方、日本では味わえない経験をしたい方など、これを見ればファクトリーで働くきっかけが持てます。

仕事内容、働く環境、住まい、街の様子など経験を交えてご紹介します！

2015~2017年に働いていたので当時の情報とは変わっている事もあると思いますが、ご了承ください

ファクトリーjobって？

ファクトリーjobとは工場で働くことをいいます。

といっても色々な仕事があります。ミートファクトリーや、サーモンファクトリー、コットンファクトリーなんかも聞いた事があります。

その中でも私はミートファクトリー３件周りました。ミートといっても、牛、羊、鶏などありますが、私は牛と羊を経験しました。比較的ミートファクトリーが一番多く、働く場所があるかなと思います。

ミートファクトリーでの仕事内容は、

・肉のパッキング（肉の袋詰め、箱詰め）

・トリミング（ちょうど良いサイズに切ったり、余分なところを切り落とす）

・内臓の洗浄、加工（胃や腸を洗ったり、蒸したりする）

・工場内のクリーニング（使用した作業台や機械を洗浄する）

といった様々な仕事があります。これ以外にもたくさんポジションはありますが、私が経験したのはパッキングと腸の洗浄です。

この他にもたくさんのポジションがあります！私が知らなかったポジションもたくさんあります・・・。

ファクトリー３選 徹底比較！

実際に私が働いた工場を紹介します！

１、NSW州 Inverell（インバレル） にある ビンダリービーフ （２０１５年に４〜５ヶ月従事）

ここは仕事紹介エージェントを通して紹介してもらいました。（1000ドル程紹介料を払いました。。。泣）

場所、街は？

シドニーから長距離バスで９〜１０時間くらい内陸方向へ移動したところにあります。

車がないと不便で、近くの大きな街（ゴールドコーストなど海岸沿いの街）へ行くにも車で５時間程かかります。

小さな町ですが、コールス、ウルアス、ビッグWなどはありました。

住むところは？

ここは仕事紹介のエージェントを通して紹介してもらったので住む場所もすでに手配してもらっていました。

バス停を降りると宿泊施設となるキャラバンパークのオーナーが迎えにきており、キャラバンパークまで向かいました。

Sapphire City Caravan Park というところで、キャンピングカーやプレハブの家が何棟も並んでおり、大きなキャンプ施設のような場所です。

ここのオーナーは良心的で、ファクトリーの待機期間中収入がないので、共同のトイレやシャワー室などの清掃、ベッドメイキングなどの仕事を与えてくれて、その間はレント（家賃）は免除してくれるという仕組みでした。

また近くに巻き寿司を置いているカフェがあり、そこの巻き寿司を作る仕事（1日２〜３時間程度）も紹介してくれました。そこでは働いた時間に合わせて給料をもらえます。

ビンダリービーフでの仕事は？

私は仕事に就くまで３〜４週間の待機期間がありましたが、待機期間がどれくらいになるのかは正直、”運”です。

ボーニングルームという場所パッキングを担当してました。朝５時から昼の３〜４時位までの仕事で、週休２日。

働いてる人人種はアジア人ももちろんおり、台湾人、韓国人、日本人のワーホリの人もいたので、仕事内容については日本人に教えてもらったので比較的スムーズに仕事を覚えることができました。

またフィリピンなどからの出稼ぎで来ている方達もたくさんおり、その方々とは英語でやりとりをしていました。

２、VIC州 Warrnambool(ワーナンブール) にある ミッドフィールド（２０１６年に４ヶ月程従事）

私はFacebookでここで働いている人が投稿していたのを発見し、DMを送り仕事先のマネージャーとシェアハウスを紹介してもらいました。

場所、街は？

VIC州のメルボルンから電車で３時間くらいのところにあります。街の規模は中くらいの規模で、ウルアス、コールス、IGAがあります。

IGAにアジア食材がまあまあ置いてあったので便利でした。そのほかオーストラリアでは有名な服のメーカー、cotton on などもあり女子にとっては嬉しいですね。

おしゃれなカフェやレストランなんかもあり、休日は楽しむ事もできます。広場に時々、移動式遊園地が来る事もありました。

住むところは？

Facebookで知り合った人に仕事先とシェアハウスを紹介してもらっていたので、移動してきた初日にシェアハウスの人が迎えに来てくれました。

そこのシェアハウスは５部屋くらいあり、６〜７人が暮らしており、そのほとんどが日本人でした。MAX９〜１０人が暮らせるくらいの広さでした。

その他シェアハウスが何件もあったり、アコモデーションも数件あります。工場のマネージャーに頼めばシェアハウスを紹介してくれます。

職場までの移動は徒歩でいけました。

ミッドフィールドでの仕事は？

ウェイティングは１ヶ月くらいで仕事がもらえました。友達と２人で行っていたので２人一緒のポジションを与えてもらいました。

シフトはデイシフトで朝６時から昼の３〜４時くらいまでのシフトでした。

ポジションはトライプルームというところで、羊の小腸を洗浄する仕事。正直汚い仕事で、水を扱う仕事です。

腸の塊をフックにかけ、腸の先端を探し出し機械にかけて小腸をほどきながら内容物を出す、という仕組みでした。

もちろん糞便が飛び散る事もありましたし、機械が調子悪くなると仕事が進まないのに、どんどん隣部屋から腸は送られてくるしで、腸の山！山! 山！なんて事もしょっちゅうありました。もう笑うしかないですね。

私だけでしょうか？慣れれば糞便が飛び散ろうが、腸の山に埋もれようが気にならなくなりました 笑

その分時給はよかったし、稼ぐことができました。

仕事も前任のアジア人から教わったので、さほど困ることはなかったです。

働いている人の国籍は多様で、ワーホリ人も沢山働いていました。

３つの工場の中で規模はここが一番大きかったです。

３．NSW州 Singleton（シングルトン）にある ECT（２０１７年４〜５ヶ月従事）

ここは２件目に働いていたミッドフィールドのマネージャーから紹介してもらいました。

場所、街は？

シドニーのセントラル駅から電車を乗り継いで３時間くらいのところにあります。

ニューカッスルというまあまあ大きな街までは電車で１時間くらいで、休日は遊びに行ったりもできます。

街じたいは小さいですが、ウルアスやコールス、Kmartなんかが数軒入っている小規模な商業施設？があり便利でした。その他小さな映画館もあり、たまに行って休日を楽しむことができます。

住むところは？

工場のじたいが持っている？シェアハウスが数件あり、部屋が空いているところに案内されます。

そこにはワーホリで来ているアジア人が住んでいましたが日本人は私たちだけでした。

たまたま２〜３件シェアハウスの部屋が空いており、全部見せてもらいましたが綺麗さ、広さなどはさまざまで、綺麗な部屋ほどレントがもちろん高かったです。

仕事場までの移動は、ワーホリ人の中で車を持っている人に頼むか、職場が用意した車を借りるか（もちろん相乗りですし、お金はかかります。）です。

ECTでの仕事は？

ウェイティングが無いという条件で、仕事をもらっていたのですぐに働くことができました。

シフトはナイトシフトで昼の３時くらいから夜中の１２時〜１時くらいまでのシフトです。

ポジションはボーニングルームでパッキング、大きい肉の塊を袋に入れて、箱に詰めるという仕事をしました。

１件目のファクトリーとほぼ同じ内容の仕事だったので、仕事には慣れていたし正直楽勝でした！

しかし同じフロアーにはアジア人はワーホリ人が数名いた程度だったので、仕事の説明はオージーから全て英語で教わりました。

感想

３件のミートファクトリーを回って、仕事は大変な事もありましたが慣れれば苦ではなかったです！

個人的には、総合的に考えて３件の中で、２番目のミッドフィールドが一番よかったと思います。

そして何よりファクトリーは給料がいい！！街中のジャパレスで働いてた時の何倍もの給料を稼ぐことができます。

Secondビザを取りた人は、天候に左右されないので労働日を稼げるし、ファームみたいに日焼けもしません笑

歩合ではなく自給性なので決まった仕事さえすれば給料は入ってきます。

私は１stと２ndで貯めたお金で、ワーホリ中も様々旅行はしていましたが、２年間のワーホリ後１ヶ月ほどアジアをぐるっと回って旅行しながら帰国しました。

上手に稼ぐことができれば、ワーホリだけではなくそれ以外でも楽しむ事ができるのでとても良かったです。

日本にいれば、なかなか肉工場（屠殺の工場）で働くこともなかったと思うのでいい経験ができました。

そして目の前でお肉に加工されていく家畜を見て、可哀想と思いましたが人が生きていくためには必要な事なので、命のありがたみをとても感じました。

また働いている人にも感謝ですね。