子供をほめる時「上手だね」「えらいね」など声かけすることが多いと思います。
また叱る時も「○○したらダメ」「どうして〇〇なの!」と感情的に叱ってしまうこともあると思います。
しかし、ふと「このほめ方でいいのかな」「また感情的に怒ってしまったな」と思うことがあるはずです。
また「うちの子はやる気がない」「ゆうこと全然きかない」など悩むこともあると思いますが、
それは親や大人の声かけに問題がある場合があります。
そんな疑問や後悔、反省を次に生かしてみましょう!これを読めば、そんな悩みも解決できます!
子育て世代の皆さん一緒に頑張りましょう。
これを読めば『子供が伸びる良いほめ方、叱り方』がわかります!
子供が伸びるほめ方のコツ!
1 過程をほめる
多くの大人は子供の行動に対しての結果に目が行きがちです。
「かけっこで1位になった」「テストで100点取れた」「逆上がりができた」
そして「1位になってすごいね!」「100点取れてえらい!」など結果に対してほめることが多いと思います。
しかし重要なのは結果をほめることではなく、その結果に対してどのような行動をしてきたか”過程”が重要なのです。
「毎日頑張ってかけっこの練習したから1位になれたね」「お家に帰ってからも勉強したから100点取れたね」
「以前はできなかったけど〇〇ちゃんが練習して頑張ったからできるようになったね」など、その頑張ってきた過程をほめることがとても大切です。
そうすることによって「毎日練習すればいい結果が出る」と子供も学習し次回も努力しようとします。
そして子供の意欲、行動力が伸びるのです。
2 具体的に何が良かったのかをほめる
「賢いね」「すごいね〜」「お利口さんだね」などほめることがあると思います。
しかしこれでは子供は何をほめられたのか、次も何をしたらいいのかわからないままです。
具体的にほめるとは
「諦めずに挑戦したのがよかったね」「色々な方法で試したのがよかったね」「たくさんの色を使って描けたね」
など何がよかったかを示してあげることです。そうすることで子供も何がよかったか理解し次回に繋げることができるのです。
3 子供の存在を丸ごとほめる
子供の存在を丸ごとほめるとは「無条件でほめる」ということ。
子どもの行動に対してほめるのではなく”親からの無条件の愛”が子供の自己肯定感を生むのです。
「生まれてきてくれてありがとう」「そのままの〇〇ちゃんが大好き」「〇〇ちゃんがいるから幸せ」
そしてこの自己肯定感が今後の社会生活において大きな基盤となるのです。
ほめ方の例
・自分でお着替えができた
⇨諦めず一人で着替えられたね
・ご飯を沢山食べた時
⇨集中してたくさん食べたね!
・お友達に優しくできた
⇨おもちゃ貸してあげたら、お友達嬉しそうにしてたね
・絵が上手く描けた時
⇨〇〇をよく見て描けたね
・お手伝いができた
⇨ママを助けてくれたんだね
子供が伸びる叱り方のコツ!!
「ダメ」「違う」などの否定的な言葉はなるべく使わない
否定的な言葉を言われると、子供は萎縮してしまいます。”怒られるんだな”と構えてしまうのです。
または戦闘モードに入り、話を全く聞こうとしなくなります。
まずは「〇〇がしたかったんだね」「〇〇だと思ったんだね」と共感する言葉をかけましょう。
やめて欲しい理由を説明する
ただ「ダメ!」「やめなさい」と叱るだけでは、なぜダメなのか子供には理解できません。
ただ”怒られたからやめる”では、なぜダメかわからないので、また同じことを繰り返してしまうのです。
なぜその行動をやめて欲しいのか、しっかりと子供に伝えましょう。
「怪我をしてしまうから、しまっておこうね」「走ると人にぶつかってしまうから危ないよ」「」
親の気持ちを正直に伝える
子供が好ましくない行動をした時、なぜいけないのか理由を説明する+こちら側の気持ちを伝えると効果的です。
「ママ〇〇されると悲しいな」「〇〇されると痛いよ」「お掃除が大変だから、こっちに書いて欲しいな」
など気持ちを伝えましょう。
改善したらほめる
叱ってばかりいては子供は伸びません。好ましくない行動をやめてくれた時には必ずほめましょう。
「〇〇してくれて助かるよ」「今度は〇〇できたね」「〇〇してくれてママ嬉しいな」
と、改善した行動に対してほめてあげましょう。
叱り方の例
・おもちゃを片付けない
⇨散らかっているとお掃除するとき大変だな。キレイになるとスッキリするよ。
・どうしてお約束守れないの?!
⇨お約束守ってくれないとママ悲しいな。今度はどうしたら守れると思う?
・お店の中で走り回る
⇨走りたかったんだね。でもお店の中で走ると他のお客さんにぶつかってしまうよ。
ケガをしてしまうよ。
まとめ
正しくほめる、叱ることによって子供の反応は大きく変わり、その後の行動へと繋がっていきます。
ほめ方、叱り方一つで意欲が沸いたり、やる気を無くしたりと子供の成長の基盤になります。
「なんて言ったらいいのかな?」「大人の声かけで子供が変わる」など気負いしすぎる必要はありませんが、これらを知っている、意識するだけで全然子供への影響は違います。
子供に対し「なんでできないの?」「ゆうこと聞かない」「うちの子はやる気がない」と悩むより、「自分のほめ方は正しいかな?」「感情的に怒っていないかな?」など自分の行動を見直して見ましょう。
子供に接する大人が変われば、きっと子供も変わってくるはずです。
子供の成長を一緒に楽しみましょう!!
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